【初心者向け】スマホの「便利機能」を徹底解説!基本設定(コントロールセンター/通知センター)を使いこなそう

はじめに:スマホ操作、「どこを見ればいいの?」を解決します!
スマホを買ったばかり、または使い始めて間もない頃、
「ちょっと画面を暗くしたいな」
「LINEの通知ってどこに出るんだろう?」
と思ったものの、設定画面を探すのが大変で諦めてしまった…そんな経験はありませんか?
実は、スマホには普段よく使う設定や大切な情報に、画面をサッと操作するだけでアクセスできる、とっても便利な場所があります。
それが、コントロールセンター(iPhone)と通知センター/通知バー(iPhone/Android)です。
これらの機能を知っているかどうかで、スマホの使いやすさは劇的に変わります。
この記事では、スマホ初心者の方でも「これならできる!」と感じていただけるように、それぞれの機能がどんなもので、どうやって開いて使うのかを、iPhoneとAndroidに分けてステップごとに分かりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたもきっとスマホの基本操作に自信が持てるようになりますよ!

1. スマホの「便利機能」って何?なぜ知っておくべき?
スマホには電話やメール以外にもたくさんの機能がありますよね。
画面の明るさを変えたり、Wi-Fiをオンオフしたり、音が鳴らないようにマナーモードにしたり…。
これらの設定を変えたいとき、いちいち「設定」アプリを開いて、たくさんの項目の中から目的のものを見つけ出すのは結構大変です。
そこで役立つのが、今回の主役である「コントロールセンター」や「通知センター/通知バー」です。
これらは、まるでスマホの「よく使うボタンを集めた操作パネル」のようなもの。
画面の決まった場所から指一本でサッと呼び出せて、明るさや音量、通信設定などを素早く変更できます。
これらの便利機能を使いこなせれば、
- 設定変更にかかる時間を大幅に短縮できる
- 急な状況変化(電車内でのマナーモード切り替えなど)に素早く対応できる
- 大切な通知を見逃しにくくなる
といったメリットがあります。
まずは、この「操作パネル」の存在を知ることが、スマホを快適に使うための第一歩です!
2. iPhoneユーザー必見!「コントロールセンター」を使いこなす
iPhoneには、画面の明るさや音量、Wi-FiやBluetoothのオンオフなどを一箇所でまとめて操作できる「コントロールセンター」という機能があります。
まさに、iPhoneの設定を素早く変更するための司令塔のような場所です。
2-1. コントロールセンターとは?何ができるの?
コントロールセンターを開くと、小さなアイコンがたくさん並んでいます。
これらは、普段よく使うであろう様々な機能へのショートカットです。例えば、
- 画面の明るさ調整(☀️のマーク)
- 音量調整(🔊のマーク)
- Wi-Fiのオンオフ(📶のマーク)
- Bluetoothのオンオフ(Ⓡのマーク)
- 機内モードのオンオフ(✈️のマーク)
- 画面の向き(回転)のロック(🔒のマーク)
- フラッシュライト(💡のマーク)
- タイマー(⏱️のマーク)
- カメラの起動(📷のマーク)
などなど、様々な機能にすぐにアクセスできます。
(表示されるアイコンは設定によって多少異なります。)
2-2. コントロールセンターの開き方(iPhoneの機種別)
コントロールセンターを開く方法は、お使いのiPhoneの機種によって少し違います。
ご自身のiPhoneの画面の形を思い出してみてください。
- iPhone X以降の機種(画面にホームボタンがないタイプ)
画面の右上端(バッテリー残量やWi-Fiマークが表示されているあたり)に指を置き、そのまま下に向かってスーッとスワイプ(なぞるように動かす)します。 - iPhone 8以前の機種(画面の下に丸いホームボタンがあるタイプ)
画面の一番下端に指を置き、そのまま上に向かってスーッとスワイプします。
画面に半透明のパネルが表示されれば成功です。これがコントロールセンターです。
閉じるときは、コントロールセンター以外の場所をタップするか、ホームボタンがある機種ならホームボタンを押します。
3. iPhone/Android共通!大切な情報を見逃さない「通知センター/通知バー」
スマホに届く新着メッセージやアプリからのお知らせは、画面の上部にチラッと表示されますよね。
あのエリアや、そこから下にスワイプして出てくる画面のことを、iPhoneでは「通知センター」、Androidでは一般的に「通知バー」や「通知パネル」と呼びます。
ここは、あなたに届いた新しい情報や、スマホの状態(通信状況など)を確認するための場所です。
3-1. 通知センター/通知バーとは?
届いた通知を確認できます。
LINEやメール、アプリからの通知などが一覧で表示されます。
「さっき届いたメッセージを確認したいけど、どこのアプリだったかな?」という時に開くと便利です。
Androidの場合はクイック設定も表示されます。
Androidの通知バーは、さらに下にスワイプするとWi-FiやBluetooth、画面の自動回転といった「クイック設定」のアイコンも表示されます。
つまり、Androidの場合は通知バーとクイック設定パネルが一体化していることが多いです。
iPhoneの通知センターは通知専用で、基本的に届いた「通知」を確認するための場所です。
先ほど解説した「コントロールセンター」とは役割が分かれています。
3-2. 通知センター/通知バーの開き方(iPhone/Android別)
開き方は、コントロールセンターと同様に、画面の上部から下へスワイプするのが基本です。
ただし、iPhoneとAndroid、そしてiPhoneの機種によって、スワイプを開始する場所が少し異なります。
- Androidの場合
画面の一番上端に指を置き、そのまま下に向かってスーッとスワイプします。これで通知の一覧と、よく使うクイック設定アイコン(Wi-Fi、Bluetooth、バッテリー残量など)が表示されます。
もう一度、表示された通知パネルの上部からさらに下に向かってスワイプすると、より多くのクイック設定アイコン(画面の自動回転、位置情報、ライトなど)が表示されます。 - iPhoneの場合
画面の上端の中央または左側に指を置き、そのまま下に向かってスーッとスワイプします。これで、ロック画面にも表示されるような通知の一覧が表示されます。これがiPhoneの通知センターです。
iPhone X以降の機種で画面右上からスワイプするとコントロールセンター、左上や中央からスワイプすると通知センターが開きます。機種によって開くものが違うので注意しましょう。
閉じるときは、通知センター以外の場所をタップするか、ホームボタンがある機種ならホームボタンを押します。
4. コントロールセンターや通知バー(クイック設定)でよく使う基本機能を操作してみよう!
ここまでで、コントロールセンターと通知センター/通知バーの開き方が分かりましたね。
ここからは、これらの場所からどんな基本操作ができるのか、具体的な例を見ていきましょう。
4-1. 画面の明るさを調整しよう:見やすさアップの秘訣
「外で見たら画面が暗くて見えない」
「夜、寝る前に見たら明るすぎて目が痛い」
そんな時は、すぐに画面の明るさを調整しましょう。
操作方法:
iPhoneの場合はコントロールセンターを、Androidの場合は通知バーを2回下へスワイプしてクイック設定を表示させます。
そこに「☀️(太陽のマーク)」のアイコンと、その下に縦または横長のバーが表示されているはずです。
このバーを指で上下(iPhone)または左右(Android)にスライドさせてみてください。画面の明るさがリアルタイムで変化します。
豆知識:スマホは周りの明るさに合わせて自動で明るさを調整する機能(明るさの自動調節)があります。これをオンにしておくと便利ですが、手動で細かく調整したい場合はオフにすることもできます(設定アプリから操作)。
4-2. 音量の調整:物理ボタンと画面操作で快適に
スマホの音量調整は、基本的には本体の側面にある音量ボタンを使うのが一番手軽です。ボタンを押すと、画面に現在の音量レベルが表示されます。
より細かく調整したい時や、音量ボタンが見当たらない時は、
iPhoneの場合はコントロールセンターを、Androidの場合は通知バーを2回下へスワイプしてクイック設定を表示させます。
そこに「🔊(スピーカーのマーク)」のアイコンと、その横または下に縦または横長の音量調整バーが表示されているはずです。
このバーを指で上下または左右にスライドさせることで、音量を調整できます。
注意点:スマホには「着信音量」「メディア音量」「アラーム音量」など、いくつか種類の音量があります。コントロールセンターや通知バーで操作できるのは、主にメディア音量(動画や音楽の音量)か着信音量であることが多いです。
4-3. 画面の向き(回転)を固定しよう:意図しない画面回転を防ぐ
スマホを横向きに傾けると、表示されている画面も一緒に回転して横向きになることがありますよね。これは「画面の自動回転」という便利な機能ですが、「寝ながら見ていたらコロコロ回転して見にくい!」と感じることも。そんな時は、画面の回転を一時的に固定することができます。
操作方法:
iPhoneの場合はコントロールセンターを、Androidの場合は通知バーを2回下へスワイプしてクイック設定を表示させます。
そこに、鍵のマークに矢印が回っているようなアイコン(🔒🔄のようなマーク)が表示されているはずです。(Androidの場合はただの鍵マークの場合もあります)
このアイコンをタップしてください。アイコンの色が変わったり、「画面縦向きロックオン」といった表示が出たりすれば、画面の自動回転が無効になり、縦向きで固定されます。(もう一度タップすれば元に戻ります)
ポイント:この設定をオンにしておくと、どんなにスマホを傾けても画面は回転しなくなります。動画を見るときなど、意図的に横画面にしたい時だけオフにすると便利です。
5. 初心者さんがつまずきやすいポイントと解決策
「スワイプしても何も出てこない!」
解決策:スワイプを開始する場所が間違っているかもしれません。iPhoneの場合は「右上端から下」、または「上端の左側/中央から下」など、機種や開きたいものによって決まっています。Androidは「一番上端から下」です。もう一度、指を置く位置を確認して、画面の端からしっかりスワイプしてみてください。
「コントロールセンターと通知センター(通知バー)がごちゃ混ぜになる…」
解決策:iPhoneの場合は「コントロールセンター=設定を変える場所(右上からスワイプ)」、「通知センター=通知を見る場所(左上/中央からスワイプ)」と覚えると整理しやすいです。Androidの場合は通知バーとクイック設定が一緒になっている、と考えましょう。使っていくうちに自然と慣れてきますよ!
「アイコンの形が違うんだけど…」
解決策:スマホのOSのバージョンや機種によって、表示されるアイコンのデザインが微妙に異なることがあります。記事中のアイコン説明は一般的なものですので、似たようなマークを探してみてください。もし全く見当たらない場合は、別の呼び方や場所にある可能性も。お使いのスマホの機種名と一緒に検索してみるのも良い方法です。
まとめ:まずは恐れずに触ってみよう!スマホ操作は難しくない
この記事では、スマホをより便利に使うための基本となる「コントロールセンター」と「通知センター/通知バー」について解説しました。
- コントロールセンター(iPhone):画面右上(旧機種は下)からスワイプ。明るさ、音量、Wi-Fiなど、よく使う設定を素早く変更できる。
- 通知センター/通知バー(iPhone/Android):画面上部からスワイプ。届いた通知を確認できる。Androidはさらに下スワイプでクイック設定も表示。
これらの機能は、画面を指でサッと動かすだけで呼び出せます。最初は戸惑うかもしれませんが、一度覚えてしまえば、設定を探す手間が省けてスマホ操作がぐっと楽になります。
まずは、この記事でご紹介した開き方を試して、あなたのスマホのコントロールセンターや通知センター/通知バーを開いてみてください。そして、画面の明るさや音量調整など、よく使う機能のアイコンを実際にタップしたりスライドさせたりして操作してみましょう。
繰り返し触ってみることが、使いこなすための一番の近道です!
もし、「このアイコンは何かな?」「この設定はどうやるの?」など、分からないことがあれば、遠慮なくコメントなどで質問してくださいね。
一緒に、あなたのスマホをもっと快適に、楽しく使いこなしていきましょう!