【初心者向け】スマホを買うときに必要なストレージ容量ってどれくらい?後悔しない選び方をやさしく解説

「スマホを買うとき、64GB?128GB?どれを選べばいいの?」
スマホ選びで迷いやすいのが、「ストレージ容量」(=データを保存するための空き容量)です。
見た目や値段では違いがわかりにくく、「とりあえず安いほうでいいか…」と選んでしまうと、あとから“容量不足”で困ることも。
この記事では、スマホ初心者の方に向けて、ストレージの基本・どれくらい使われるか・用途別の目安・選ぶポイントをやさしく解説します!

1. ストレージ容量とは?スマホの「物置スペース」
ストレージ容量とは、スマホの中に保存できるデータの広さのこと。
具体的には、以下のようなものが保存されます:
- 写真や動画
- アプリ
- 音楽・LINEのやりとり
- OS(スマホを動かす基本ソフト)そのもの
スマホの「○GB(ギガバイト)」という表記は、このストレージ容量のことを表しています。
よく見る容量の例:
- 64GB
- 128GB
- 256GB
- 512GB
2. 注意!OSや初期アプリだけで20GB以上使っていることも
スマホを買った直後に「64GB買ったのに、なぜかもう半分近く埋まってる!」ということがあります。
それは、最初から入っている「OS」と「標準アプリ」がかなりの容量を使っているためです。
✅ OS+初期アプリの使用例(2025年時点目安)
機種 | 使用済み容量(出荷時) |
---|---|
iPhone(iOS) | 約15〜20GB |
Android(機種による) | 約15〜25GB(+メーカーアプリあり) |
つまり、64GBのスマホでも、実質40GBくらいからスタートになります。
3. 自分にはどれくらいの容量が必要?
あなたがスマホをどう使うかによって、必要な容量は変わります。以下の表を参考にしてください。
使い方 | 目安容量 | 備考 |
---|---|---|
電話・LINE・ネット検索・地図程度 | 64GB以上 | 軽めの使い方。写真や動画はこまめに整理が必要 |
アプリをよく使う・写真をたくさん撮る | 128GB以上 | 容量不足になりにくく安心 |
動画撮影・ゲーム・音楽保存もする | 256GB以上 | 高画質写真やゲームは容量を多く使うため余裕が必要 |
4. よくある失敗と対策
❌「安いから」と64GBを選んで後悔
→ OSがすでに20GB近く使っているので、アプリ・写真・LINEであっという間に圧迫されます。
❌ microSDカードを入れれば安心?
→ AndroidはSDカード対応機種もありますが、最近のモデルは非対応が増加中。iPhoneは最初から非対応。
✅ 解決策:最初から128GB以上を選ぶ
価格差が1万円前後なら、長く快適に使える128GB以上を推奨。容量が原因での買い替えはコストも手間も大きくなります。
5. クラウドを使えば容量は少なくてもいい?
GoogleフォトやiCloudなどのクラウドサービスを使えば、写真や動画をネット上に保存して、スマホ本体の容量を節約することができます。
ただし…
- Wi-Fiがないとアップロードできないことも
- 設定が必要(初心者には少しハードルあり)
- 無料プランには制限あり(例:5GB〜15GB)
→ クラウドは“補助”として使い、基本は本体に余裕がある方が安心です。
6. まとめ|迷ったら128GB以上を選ぼう!
ポイント | 理由 |
---|---|
OSとアプリだけで約20GB使う | 実際に使える容量は表示より少ない |
写真やLINEのやりとりも容量を圧迫 | 定期的な整理が必要 |
microSDに頼れない機種が増えている | とくにiPhoneは非対応 |
クラウドも万能ではない | 初心者にはやや難しい場合も |
📌 スマホ初心者さんや長く使いたい方には、128GB以上がおすすめです。
将来の「容量足りない!」を防ぐためにも、最初の選択がとても大切です。