【初心者向け】ローマ字入力とかな入力の基本|自分に合った日本語の打ち方を見つけよう

はじめに:「日本語を入力する方法は2種類ある」
パソコンで日本語を打つときには、大きく分けて「ローマ字入力」と「かな入力」の2つの方法があります。
- ローマ字入力 → キーボードの英字をローマ字のように打つ方法
- かな入力 → キーボードに書かれた「ひらがな」をそのまま打つ方法
どちらを使っても日本語は打てます。
ただし、慣れていない人にとっては「どっちを使えばいいの?」と迷うこともあります。
この記事では、初心者の方に向けて、それぞれの違いや特徴、入力の基本操作をやさしく解説します。

1. 「ローマ字入力」と「かな入力」のちがい
比較項目 | ローマ字入力 | かな入力 |
---|---|---|
操作方法 | 英字キーでローマ字を打つ(例:a + ri = あ) | キーボード上の「ひらがな」をそのまま打つ |
キーの数 | 少ない(覚えるキーが少ない) | 多い(覚えるキーが多い) |
学習しやすさ | ローマ字がわかれば簡単 | ひらがながすぐ打てるので直感的 |
向いている人 | 若い世代・タイピングを覚えたい人 | 高齢の方・ローマ字に自信がない人 |
2. 今、自分がどちらの入力方法になっているか確認する
キーボードで「あ」と打ったのに「A」が出る場合や、
押したキーと違う文字が出てくる場合、入力方式が変わっている可能性があります。
▶ 確認方法(Windowsの場合)
画面右下の「A」または「あ」の表示を右クリック

「カナ入力(オフ)」になっていればローマ字です。カナ入力にしたい場合は、ここをクリックすると「カナ入力(オン)」に代わります。

3. ローマ字入力の基本|ローマ字でひらがなを打つ方法
ローマ字入力は、英語の文字を組み合わせて日本語を作る方法です。
たとえば
入力するキー | 表示される文字 |
---|---|
a + ri + ga + to + u | ありがとう |
ko + nn + ni + chi + wa | こんにちは |
ga + kko + u | がっこう(「っ」は子音2回) |
Enterキーで文字を確定します。
4. かな入力の基本|キーボードのひらがなをそのまま打つ方法
かな入力は、キーボードに書いてある「ひらがな」をそのまま打つ方法です。
「A」のキーには「ち」、「K」のキーには「の」などが印刷されています。
ローマ字に自信がない方や、キーボードを見ながら打つ方には直感的で使いやすい方法です。
▶ 注意点
- キーの数が多く、配置を覚える必要がある
- 一度覚えれば、ローマ字を考えずにすぐ打てる
5. どちらを選べばいいの?
迷った場合は、次のように選んでみましょう。
▶ ローマ字入力がおすすめの人
- スマホでフリック入力(ローマ字風)に慣れている
- タイピングの練習をしたい
- キーの配置をなるべく少なく覚えたい
▶ かな入力がおすすめの人
- ローマ字を習っていない/苦手
- キーボードに書いてある「ひらがな」を見ながら打ちたい
- 視覚的に「このキーを押せばこの文字」と覚えたい
💡 どちらを選んでもOKです!あとから変更もできます。
6. まとめ|「打ちやすい方」を選んで、まずは1語から練習!
パソコンの日本語入力には、「ローマ字入力」と「かな入力」の2つの方法があります。
どちらが正解ということはなく、自分に合った方法で続けられるのが一番です。
まずは「ありがとう」や「こんにちは」などの身近な言葉から、ゆっくり練習してみましょう。