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iPhoneの画面が大きくなって操作できないときの直し方

iPhoneの画面を人差し指・中指・薬指の3本でダブルタップしてズームを解除する操作を示したイラスト

iPhoneを使っていて、
下図のように画面が大きく表示されてしまい、
操作できなくなって困っている方向けの記事です。

文字や表示が極端に大きくなり、
タップしたい場所がうまく押せず、
どう操作していいか分からなくなることがあります。

iPhoneの画面が拡大されて操作できなくなっている状態

※ ロック画面で時計や日付が大きく表示されている状態

このような表示になると、
故障や不具合を疑ってしまいがちですが、
多くの場合、設定が原因で起きているだけです。


原因は「ズーム機能」がオンになっていること

この症状の原因として多いのが、
iPhoneの ズーム機能 が有効になっているケースです。

ズーム機能は、画面を拡大して見やすくするための機能ですが、
意図せずオンになると、
画面全体が拡大され、操作が難しくなります。

ロック画面だけでなく、
ホーム画面や文字入力の画面でも、
次のように表示が大きくなることがあります。

iPhoneのキーボードが大きく表示され入力しづらい状態

※ 文字入力や操作がしづらくなる例


まず試してほしい、画面を元に戻す方法

画面が大きくなって操作できない場合は、
まず次の操作を試してみてください。

3本の指で画面をダブルタップ

  1. 画面に 指を3本そろえて
  2. 素早く2回トントン とタップします
iPhoneの画面を人差し指・中指・薬指の3本でダブルタップする操作の図解

これで、
画面の倍率が元に戻り、
通常どおり操作できるようになることが多いです。

iPhoneのズームが解除され、画面の表示が通常の大きさに戻った状態

※ 指は必ず3本使います
※ ゆっくりタップすると反応しない場合があります


再発を防ぐには、ズーム機能をオフにする

同じ状態を繰り返さないためには、
ズーム機能をオフにしておくと安心です。

設定手順

1.「設定」を開く
2.「アクセシビリティ」をタップ

iPhoneの設定画面で「アクセシビリティ」を選択している状態

3.「ズーム」をタップ

iPhoneのアクセシビリティ設定で「ズーム」を選択している画面

4.「ズーム機能」をオフにする

iPhoneのズーム設定画面でズーム機能がオンになっている状態

ズーム機能がオフになれば勝手に拡大表示することはありません

iPhoneのズーム設定でズーム機能をオフにした状態

まとめ

  • 画面が大きく表示されて操作できない場合、故障ではないことが多い
  • 原因はズーム機能がオンになっている可能性が高い
  • 3本の指でダブルタップすると元に戻せる
  • 再発防止には、ズーム機能をオフにしておくと安心

今まさに操作できず困っている場合は、
この記事の手順を上から順に試してみてください。

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