高齢者のスマホで多い誤操作5選|「壊れた?」と思う前に知ってほしい原因と対処法

はじめに|スマホの不調、その多くは「故障」ではありません
高齢の方がスマートフォンを使っていて、
- 勝手に電話がかかる
- 触っていないのに画面が変わる
- 表示が急に大きくなった
- 知らない画面が出てきた
といった経験をすると、
「スマホが壊れたのでは?」と不安になる方が少なくありません。
しかし実際には、端末の故障ではなく「誤操作」が原因であるケースがほとんどです。
この記事では、
高齢者のスマホで特に多い誤操作を5つ取り上げ、
それぞれの原因と対処法を、できるだけ分かりやすく解説します。
誤操作① 勝手に電話がかかってしまう
高齢者のスマホ相談で、最も多いのがこのケースです。
起こりやすい状況
- ポケットやバッグの中で発信される
- 画面が点いた状態で手に持っている
- 通話履歴に覚えのない発信が残っている
主な原因
- 画面ロックが解除されたままになっている
- 電源ボタンに軽く触れて画面が点灯している
- タップとスワイプの違いが分かりづらい
高齢者の場合、
「触った記憶がない=触っていない」
と感じやすいですが、実際には無意識に画面に触れています。
対処法
- 画面ロックを必ず有効にする
- 指紋認証・顔認証を設定する
- ホーム画面に通話アイコンを置きすぎない
誤操作② 画面が突然大きくなり、元に戻らない
「文字や写真が異常に大きくなった」という相談も非常に多くあります。
主な原因
- 2本指で画面を広げる操作(ピンチアウト)
- 無意識に画面を触っているうちに拡大してしまう
対処法
- 2本指で軽くつまむようにすると元に戻る
- 設定画面で「拡大機能」「拡大操作」が有効になっていないか確認
この誤操作は、
本人が何をしたのか自覚しにくいのが特徴です。
誤操作③ 文字が大きくなった/画面の色が変わった
「前と表示が違う」「急に見え方が変わった」というケースです。
主な原因
- アクセシビリティ機能が有効になった
- 設定画面を誤って操作した
よくある変化
- 文字サイズが極端に大きくなる
- 画面の色が反転する
- 操作方法が変わったように感じる
対処法
- 設定 → アクセシビリティ を確認
- 不要な機能がオンになっていないかチェック
誤操作④ 広告を押してしまい、不安になる表示が出る
起こりやすい状況
- 「ウイルスに感染しました」という表示
- 大きな警告音が鳴る
- 電話番号の表示が出る
主な原因
- 広告と本文の区別がつきにくい
- 閉じるボタンが小さい
知っておいてほしいこと
このような表示の ほとんどは詐欺的な広告 で、
実際にウイルス感染しているケースはほぼありません。
対処法
- 慌てて操作しない
- ブラウザ(Safari / Chrome)を閉じる
- 電話をかけない
誤操作⑤ アプリが消えた・場所が変わった
起こりやすい状況
- 「前にあったアプリがない」
- 「画面が変わってしまった」
主な原因
- アプリを長押しして移動・削除
- フォルダの中に入ってしまった
対処法
- アプリ一覧画面を確認する
- フォルダの中を探す
- 必要なら再インストール
まとめ|誤操作を知っているだけで、不安は減らせます
高齢者のスマホトラブルの多くは、
- 故障ではなく
- 操作ミスでもなく
- 「よくある誤操作」
です。
あらかじめ
「こういうことが起こりやすい」と知っているだけで、
不要な不安やトラブルは大きく減らせます。