【緊急度ゼロ!】「パソコンが壊れています!」「ウイルスに感染!」警告風広告は全部ウソ!?詐欺の見分け方と対処法【初心者向け】

「突然、大きな音と共に“ウイルス感染”と表示された!」そんな経験、ありませんか?
インターネットを使っている最中に、以下のような警告が出たことはありませんか?
- 「お使いのパソコンはウイルスに感染しています!」
- 「システムが破損しています。今すぐ修復を!」
- 「容量が足りません。いますぐ空き容量を確保してください。」
- 「重要な更新が必要です。ダウンロードしてください。」
- 「このページを閉じないでください! データが消える恐れがあります」
- 「Microsoftサポートに電話:0120-xxx-xxx」
これらは一見、本物の警告に見えますが、ほとんどが広告を利用した詐欺手口です。

◆ なぜこんな警告が表示されるの?
これらの表示の正体は、Webサイト上の「広告」です。
- 悪質な業者が広告を使って「警告風」に演出
- クリックさせてウイルス感染やソフト購入、個人情報入力へ誘導
つまり、あなたのパソコンに問題があるわけではなく、見せかけの演出で不安を煽り、詐欺につなげようとしているのです。
◆ よくある警告詐欺のパターン
🔴 パターン1:ウイルス感染を装う
「あなたのPCはウイルスに感染しました!」と脅し、偽のセキュリティソフト購入やウイルスを仕込んだソフトのダウンロードに誘導します。
🔴 パターン2:容量不足・故障を装う
「ディスクが満杯です」「重大なシステムエラー」などと表示し、不要な最適化ソフトのインストールを促します。
🔴 パターン3:ソフト更新を装う
「Chromeが古いです」「Windowsの更新が必要」などと表示し、偽のアップデートソフトを落とさせます。
◆ 偽物を見破る【6つのチェックポイント】
✅ 1. ブラウザの中に表示されているか?
本物の警告は、画面右下の「通知領域」に表示されます。
ブラウザの画面内に大きく出るものは広告の可能性大!
✅ 2. 音や点滅でパニックにさせようとしてないか?
本物の通知は音や演出が派手ではありません。
✅ 3. 「今すぐ」など、急かす表現がないか?
「すぐに対処」「電話してください」などの急かしは要注意!
✅ 4. 不自然な日本語が含まれていないか?
機械翻訳っぽい言葉、誤字脱字、変な句読点は偽物の特徴。
✅ 5. URLが怪しくないか?
リンク先が「.xyz」「.info」など、公式ドメインでなければ偽サイトの可能性大。
✅ 6. 謎の電話番号が表示されていないか?
「サポート」などと書かれていても、正規サポート窓口ではありません!
◆ 間違ってクリックした・閉じられない時の対処法
▶ ページが閉じられるなら:すぐ閉じる!
▶ 閉じられない場合:
- 【Alt】+【F4】でウィンドウを閉じる
- 【Ctrl】+【Shift】+【Esc】でタスクマネージャーを開き、ブラウザを「タスクの終了」
▶ 何かをダウンロード・インストールしたら:
- ファイルを削除
- ソフトをアンインストール
- セキュリティソフトでウイルススキャン
- 不安ならIPAや消費生活センターへ相談
◆ 普段からできる予防対策
- ✅ 怪しい広告はクリックしない
- ✅ ブラウザの「ポップアップブロック機能」をオンに
- ✅ Windowsやブラウザ、セキュリティソフトを常に最新に
- ✅ セキュリティソフトの「Web保護」をオンに
- ✅ 不正なサイト(動画違法配信・ファイル共有など)に近づかない
◆ まとめ|慌てず、騙されないことが大切!
- 警告風広告はほとんどが「広告詐欺」!
- 焦らせてクリックさせるのが狙い
- ブラウザ内の表示はまず疑う!
- 冷静に画面を閉じ、ダウンロード・入力・電話は絶対NG!
詐欺に巻き込まれないために、「一呼吸置く」習慣をつけましょう。
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